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ツボマッサージとリンパマッサージの違い

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リンパマッサージとツボマッサージ

リンパマッサージという言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。そして、ツボマッサージという言葉を聞いたことがある人はさらに多いと思います。どちらも、体の表面をマッサージすることで体の不調を改善するというのが目的です。リンパマッサージは体中のリンパの流れを改善することで不調を治し、ツボマッサージは体のツボを刺激することで不調を治すので、施術の仕方や効能が違います。ここではリンパマッサージとツボマッサージの特徴と効果を説明します。

リンパマッサージの特徴

リンパマッサージというのは、その名の通り体中に流れるリンパ液と呼ばれる物質をマッサージによってより流れやすくするマッサージを指します。リンパ液は血液と同じように体中を流れていますが、心臓のようなポンプは存在せず、筋肉の収縮などで流れています。そのため、体を動かさない、体が冷え切っているという方はリンパが滞っていることも多いため、浮腫みや老廃物が溜まっている状態です。それを改善に導くのがリンパマッサージです。

リンパマッサージの効果

リンパマッサージは上述の通り、体のリンパの流れを改善するため、様々な効果が得られます。まずは浮腫みの解消です。リンパが滞っている足を中心として、流れが良くなることで浮腫みが取れます。老廃物が排出されやすくなり、代謝もアップするためダイエットの効果もあります。リンパ節は身体に侵入するウイルスなどを撃退する場所でもあり、リンパの流れに乗ってウイルスと戦う細胞が集まりやすくなるので、体の免疫力が上がります。当然ですが、マッサージを行うのでリラックス効果があり、心身ともに癒されます。簡単に挙げただけでも嬉しい効果がたくさんあります。

ツボマッサージの特徴

ツボマッサージは、体中に存在するツボを刺激し、体の血行を改善し、自律神経や臓器の活動を正常に戻す、あるいは活発にさせるというのが目的です。体中に存在するツボの数は諸説ありますが、WHOの発表では360種類以上、600個以上もあるようです。これらのツボを効果的に押すことで体の不調を治し、より健康な生活を送ることができるようになります。ツボの種類と効果をしっかりと把握しておくことで日常の中でも自分でマッサージを行うことができます。

ツボマッサージの効果

ツボマッサージの効果は、押すツボの種類によっても異なります。主に、頭・顔、首周辺、腰、足裏といった場所に存在するツボが多く、場所も様々です。例えば、顔であれば、目頭と鼻の間にあるくぼみは清明と呼ばれ、手の親指と人差し指で刺激することで目の疲れやドライアイなどに効果があります。足の裏にはツボが多く、マッサージ店では足裏だめのメニューもあるくらいなので、適切に押すことで浮腫みなども取れる他、臓器を刺激する効果も望めます。

施術の違い

ここまでリンパマッサージとツボマッサージの両方の特徴と効果を見てきました。体の不調を改善するという目的は変わりませんが、効果はそれぞれです。施術の仕方にも違いがあります。どちらも皮膚を上から刺激するという点は変わりませんが、リンパマッサージはリンパの流れに沿ってさするという形を取ります。そのため、オイルを用いることも多いです。逆にツボマッサージは特定の箇所を上から押すという施術方法になります。ツボの周りをさすることもありますが、オイルを用いるケースと用いないケースがあるようです。効果だけでなく施術においても微妙な違いがあります。

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