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筋肉マッサージと効果について

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筋肉をマッサージでほぐすとどんな効果が得られる?

血液の循環を良くする

筋肉が固くなってしまうということは、血流が悪くなると言うことです。筋肉が固くなると毛細血管が圧迫されてしまい、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなるということは、老廃物の排出もスムーズに行かずに筋肉を固くしてしまう原因にもなります。つまり、悪循環に陥ってしまうということ。それが体の不調の慢性化を招き、負のスパイラルへとつながるのです。マッサージをすることによって、筋肉自体がもみほぐされ、血液の循環も整っていきます。筋肉はもともと体液を流すポンプのような働きがあるので、筋肉をほぐすことはリンパの流れをスムーズにすることにもつながります。

姿勢を整えられる

筋肉が凝っていると、姿勢が悪くなっていきます。筋肉が固くなるということは、関節の可動域まで小さくなるということです。骨盤を支える筋肉が固くなると、骨盤がその筋肉のある方向に引っ張られ、前に倒れていってしまったり、または後に倒れていってしまいやすくなります。前に倒れる傾向にあると、お尻が出た姿勢になっていまい、後ろに倒れる傾向があるとお腹が出たような姿勢になっていまいます。姿勢を正しく保つためにも筋肉を解しておきましょう。

ストレス解消・リラックス効果がある

筋肉のマッサージには、ストレス解消・リラックス効果もあります。多くの人がマッサージを受けていると「気持ちよさ」を感じることでしょう。それがストレス解消・リラックス効果です。肉体が疲れていると精神状態にも影響を与えることはよくあることです。筋肉マッサージは、肉体的に楽になることに加えて精神にも良い影響を与えてくれると考えられています。

筋肉をマッサージする際の注意点

筋肉痛のとき

筋肉痛のときにはマッサージを避ける方がいますが、逆に積極的にマッサージをしたほうが良いという専門家もいます。血流を良くすることで疲労物質を早く排出できるからです。しかし、注意したいのは強度の筋肉痛のとき。強い炎症が起きている状態なので、マッサージはしないで安静にしておくことが大切です。

スポーツ時

マッサージはスポーツの前におこなうか、後におこなうか迷うところです。一般的にはスポーツの後の疲労した筋肉を回復させるためにおこなうことが多いと思います。マッサージにはウォーミングアップやクールダウンを補う役割があります。そのため、スポーツ前後どちらでも行っていいともいえるでしょう。

寝違えやぎっくり腰

寝違えやぎっくり腰でマッサージをする場合には、通常よりも優しくすることが重要です。炎症を起こしていることもありますので、あくまで慎重にしてください。場合によっては医療機関で診てもらいましょう。

筋肉マッサージの種類

強擦法(きょうさつほう)

強擦法は主に、親指・人差し指・中指をつかいます。指を皮膚にあてて適度な力で圧力を加え、力を加えたまま直線的、もしくは輪をえがくように指を動かします。このとき筋肉の深部を刺激する意識で、圧力を加えるのがポイントです。

トリガーマッサージ

トリガーポイントは長時間同じ姿勢をしていたり、同じ運動を繰り返すことによって筋肉が収縮し痛みが発生します。この状態が長く続くと筋肉の可動域が制限され、自分の思う動きができなくなってしまいます。トリガーポイントは筋肉の深部で発生しやすいため、しっかり深部を刺激する必要があります。トリガーポイントはツボの経路にあることがほとんどなので、ツボの位置を把握するとよりトリガーポイントを把握しやすくなります。

まとめ

よりよりリンパマッサージを施せるように、こちらのページでは筋肉マッサージについて紹介してきました。あなたの施術が多くの人の人生をよりよくしていけるように、ぜひ参考にしてください。

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