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マッサージ・リラクゼーションの種類を解説!

こちらのページではマッサージやリラクゼーションの種類について、紹介します。

マッサージ

マッサージはヨーロッパ発祥の手技療法。指先から心臓に向かって施術を行い、静脈やリンパの滞りを改善する効果があるとされています。日本には明治時代に医療法のひとつとして導入されました。

リンパマッサージ

リンパマッサージはリンパ液の流れを活性化させ、滞ったリンパ液の流れをよくすることで体内の毒素を排出することを目的としたマッサージ。

まだ人体の全容が解明がされていない1930年代、デンマークの生物学者エミール・ヴォッダー博士が担当していた患者の首や喉のリンパが腫れていたことから、リンパと病気の関連性を推察した博士はリンパへのマッサージを行なったところ症状の改善が見られました。

その後、エミール・ヴォッダー博士により技術は体系化され、医療リンパドレナージュ(老廃物を排出する技術)という手技療法として発表されたことが始まりではないかといわれています。

日本には1980年代頃から美容業界に導入されたことで、美容に効果のあるマッサージとして広まり、日本独自のリンパマッサージの方が知名度が高くなっているよう。がんの術後に発症するリンパ浮腫の治療など医療に特化したリンパマッサージに対し、保険の適用をすることができるように活動を行っている団体もあります。

整体

整体という用語は、日本では骨格(主に脊椎)の矯正を目的にした手技療法を指すことが多いようです。定まったやり方はありませんが、脊椎のずれを正すことで症状の改善が期待できるると言われているようです。

日本では明治末ごろから出現した民間療法で、カイロプラクティックなど欧米の手技療法を中心とする整体、日本武術の流派に伝わる手技療法を取り入れた整体、中国医学の手技療法を用いる整体など、さまざまな整体などが存在するともいわれています。

柔道整復術

柔道整復術は日本独自の治療技術。源流は戦国時代の武術であり江戸時代に柔道整復術の体系化とともに発展し、現在の柔道整復術ができあがったといわれています。

柔術に含まれる活法という技術を応用し、骨・関節・筋・腱・靭帯などに発生した骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、外科的な手術を行わない「非観血的療法」という独特の手技によって整復や固定を行い人自然治癒能力を発揮させる治療術です。

厚生労働省では資格者の正式名称として「柔道整復師」と定めていますが、俗称として「接骨院」や「整骨院」が使用されることが多いため柔道整復術という名称には馴染みが無い方も多いのではないでしょうか。柔道整復師を略して「柔整師」と呼ぶ場合もあります。

※柔道整復師免許もしくは医師免許がなけば柔道整復師業は出来ません

カイロプラクティック

カイロプラクティックは1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって創始された手技療法。米国カイロプラクティック協会 では「筋骨格系と神経系疾患に特化した医療」と定義し、薬物投与や手術療法はせず独自の手技療法によって治療を行っています。

このように発祥国アメリカでは社会的役割も果たし、イギリス、カナダ、オーストラリア、EU諸国など約40か国では脊椎ヘルスケアの専門職として法制化されています。日本では法的な資格制度が存在せず、民間療法として誰もが自由に開業、施術することが可能です。

そのため日本ではカイロプラクティック療法は自称であり、職業としては法的資格制度のない医業類似行為として保健医療やサービス業に分類されています。

アロママッサージ

アロママッサージはアロマオイル(エッセンシャルオイル)を使ったリラクゼーションの1つです。アロママッサージについて知るうえで、アロマテラピーについて知っておきましょう。アラビアやヨーロッパで昔から行われてきた民間療法のひとつで、エッセンシャルオイルや植物に由来する芳香を利用して病気の治療や予防、心身の健康やストレスの解消などを目的としてアロマテラピーは行われてきました。

この療法にはアロマを吸入し嗅覚刺激として脳に伝え心身に影響を与える感覚療法と、外用や内服することで血管に入り全身を巡ることで心身に影響を与える薬理作用としての療法があり、この後者の療法として行われるマッサージに精油を用いたものがアロママッサージです。

このようにアロマテラピーの療法の一環として行われてきたアロママッサージですが、発祥地であるヨーロッパでの使われ方は代替医療としてよりも、癒しとしての利用が中心となり日本でも施術者のほとんどは医療資格を持ちません。医療とは区別され、美容系のエステティシャンによって施術される心身のリラックスやスキンケアを目的としています。

また、精油の入手が容易になったため個人での実践も増えているようです。

オイルマッサージ

オイルマッサージはオイルを使ったマッサージです。1813年スウェーデンにマッサージ師を養成する学校を設立したパー・ヘンリック・リンによって考案されたスウェディッシュマッサージは、リラクゼーション効果と共に治療的効果のあるボディケアとして広く知られ、現代のオイルマッサージの源流になっているといわれています。

オイルを使うことで肌への摩擦が減るだけでなく、肌を乾燥から守り潤いを保つ効果が期待できます。

リフレクソロジー

リフレクソロジーはアメリカが発祥。おもに足の裏(手の平などを含む場合もある)の特定の部位を押激すことにより血液やリンパの流れをスムーズにし、人間が持っている自然治癒力を本来の状態に戻すという考えに基づき疲労の改善などをはかる反射療法です。

アメリカ人医師ウィリアム・フィッツジェラルド が手術中の患者がベッドの梁などに手足を押し付ける行為を医学的に研究したところ、痛みを和らげる効果があることがわかり「ゾーン・セラピー」という本を発表しました。

その後、アメリカの理学療法士、ユーニス・イングハム が、フィッツジェラルドのゾーン・セラピーを発展させ、足の特定の部位が身体の各部位に対応(内臓反射区)していることを突き止め「フットチャート」といわれる足の地図を作りました。このフットチャートは「足裏反射区図」と呼ばれることもあります。

日本で普及が始まった初期にはリフレクソロジーではなくフットケアと呼ばれていたこともありましたが、1996年頃から駅ナカや駅近に店舗ができはじめたのをきっかけに利用者は増加し普及しました。

あん摩

あん摩は中国発祥の手技療法。なでる、押す、揉む、叩くなどの手技を用い、心臓に近い方から遠い方に向かって施術を行い、恒常性維持機能を反応させて健康を増進させる効果があります。

日本では奈良時代からの記録がありますが、本格的に盛んになってきたのは江戸時代からのようです。

※あん摩マッサージ指圧師免許もしくは医師免許がなければあん摩業は出来ません

指圧

指圧は日本独特の手技療法。浪越徳治郎が創案し大正から昭和にかけて研究を重ね完成させてきた歴史があります。

母指を中心に指と手掌を使用して、全身の指圧点を押圧し、その圧反射により自然治癒力の働きを促進させる効果があるといわれています。

※あん摩マッサージ指圧師免許もしくは医師免許がなければ指圧業は出来ません

はり

はりは今から二千年以上前に古代中国で誕生しました。経穴と呼ばれるツボに、はりを用いて刺激を与えることで、自然治癒力や免疫力を高める効果があるといわれています。

日本には遣隋使や遣唐使などによってもたらされ、江戸時代には将軍綱吉の庇護のもと、はり師の教育制度も確立され現在の日本で主流になっている管鍼(カンシン)法が編み出されるなど独自に発展してきました。

※はり師免許もしくは医師免許がなければはり業は出来ません

きゅう(灸)

きゅうも今から二千年以上前に古代中国で誕生しました。患部や経穴と呼ばれるツボの皮膚の上で、もぐさを燃焼させることによって刺激を与えることで、自然治癒力や免疫力を高める効果があるといわれています。

日本には遣隋使や遣唐使などによってもたらされ、 現在でも多くの人に親しまれているきゅうですが、すでに平安時代の貴族の日記にも、きゅうのことがしばしば登場し、徒然草(吉田兼好)や奥の細道(松尾芭蕉)にも養生として足へのきゅうが紹介されています。歴史あるマッサージ・リラクゼーションの1つと言えるでしょう。

※きゅう師免許もしくは医師免許がなければきゅう業は出来ません

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