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リンパマッサージ技術の将来性は?

リンパマッサージに限らず、代替医療という分野は将来性のある市場であると考えられています。

リンパ療法学院へ通うみなさんは、すでに超高齢化社会における代替医療の重要性や、スウェーデンでの実現例などはご存知のことでしょう。今回は別のデータより、リンパマッサージ師、新リンパ療法師が将来性のある職業であるかを考えて行きたいと思います。

常に人手不足が課題となっているリンパマッサージの市場

東洋経済が2007年5月に調査発表したデータでは、リラクゼーション・マッサージ・エステの市場規模は1兆2,000億円にまで到達。超高齢化社会の中で、今後も伸び続けていく市場であると推察されていました。ですが2017年に同じく矢野経済研究所が発表したデータによると、その伸び率は前年比で101%程度と、鈍化傾向にある状況だと示されています。

しかしながらこの鈍化の理由は市場への需要が減っているのではなく、圧倒的な人手不足にあるといわれています。需要の拡大は依然続いている状況だからこそ、しっかりと施術を行える人材であれば、就職先として幅広い選択肢が得られますし、サロン開業も成功の可能性が高いといえます。

ただし、施術の技術を持っていたとしても、自身が体を壊してしまい長続きしない結果、慢性的な人手不足に陥っているクイックマッサージ店舗などもあるようです。患者さんの健康ケアと同時に、長く働ける技術を身に着けた療法師になることが、需要に応える最前の方法であるといえます。

雇用の未来から考える新リンパ療法師の将来性

イギリスの名門オックスフォード大学で、人工知能の研究を行なっているマイケル・A・オズボーン准教授が2014年に発表した論文『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』。この論文はアメリカの労働省のデータを基に、現在アメリカにある702の職種の内、10年後にIT・コンピューター技術によって自動化され、「職業」として失われるかを試算したものです。

銀行窓口や各種調査員、運転手や販売員など、多くの対人的な職種が95%を超える確率で失業するという結果が示された中、「マッサージ師」は54%、全体で見ると392位と、過半数を超える職種であると判断されています。これを「50%以上の確率で仕事がなくなる」と見るか、世の中の職業の中では残る可能性が高い職種だと判断するかは、難しいところです。

健康や医療に関係する仕事は今後も需要が高まる傾向に

一方、作業療法士や理学療法士といった療法士、医師や医療アシスタント、その他医療に関する職業は失職の確率が数パーセント程度と、残り続ける職業であると判断されています。この結果から見えてくることは、単純な癒しを求めるマッサージではなく、健康や治療のケアに目を向けることの重要性です。

作業療法士や理学療法士が評価されている背景には、高齢化の中で健康年齢を上げるサポートを行う職種の需要が上がっていくこと、そしてその手助けには、まだまだIT・コンピューター技術では測れない範疇が大きいということがあります。

体の不調を根本からケアするという理念を持った新リンパ療法は、他のリンパマッサージと比較しても、求められ続ける職種であると考えられるのです。IT・コンピューター技術との共存が必ず訪れる将来。人の気持ちに寄り添う療法師として、ぜひ活躍をしていただきたいと思います。

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