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ストレスとリンパの痛み

ストレスとリンパの関係

リンパが痛くなったり腫れたりする人の多くは、ストレスや疲労を常に溜めているからと言われています。ストレスに関わる自律神経とリンパの仕組みについて詳しく見ていきましょう。

リンパの流れの仕組み

リンパとは、リンパ管を流れるリンパ液のことです。血管の様に全身に張り巡らされているリンパ管は、不要になった老廃物を回収・運搬する排泄機能としての役割と、細菌や異物が体内に入らないようにする免疫機能としての役割を持っています。老廃物はリンパ液に回収され、リンパ管の要所にあるリンパ節でろ過されて体外へ排出されるという流れになっているのです。

自律神経の仕組み

自律神経は人間にある無数の神経の中の一つで、生命活動を維持するために大切な役割をしています。昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」は活動的な体調を整え、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」は細胞の分泌や排泄を促進させる働きを持ちます。この二つの働きがシーソーのようにバランスよく交代に調整できている状態が自律神経が整った状態です。

ストレスによってリンパの痛みが起こるのはなぜ?

絶えずストレスのかかった緊張状態の中にいると、交感神経が優位に働きアドレナリンをたくさん放出し、外から侵入してくる大きな細菌と戦い感染症などから体を守ろうとします。そのため白血球内に顆粒球が増えます。

本来、交感神経と副交感神経が交互に働くはずが交感神経優位の時間が多くなり、顆粒球がどんどん増え飽和状態になります。そして不要となった顆粒球は、老廃物となってリンパ液に回収されていきます。通常はろ過機能が働くのですが、負荷がかかりすぎその機能が停滞してしまいリンパの詰まりとなり腫れや痛みという症状となってしまうのです。

リンパが痛むときの対処法

患部を冷やすと痛みが緩和できます。腫れによる炎症が和らぐと、リンパの流れが改善できます。また、リンパの働きには水分が必須なため、食欲がない場合でも水分はしっかり摂ることが大切です。十分な睡眠時間の確保、栄養バランスのよい食事、適度な運動を心掛けて免疫力の維持・向上をはかりましょう。

また、自己判断で市販薬を飲んだり、腫れているところを無理やりマッサージなどして刺激することはやめましょう。症状が重い場合やなかなか軽快しない場合は医師の診断を受けましょう。

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