リンパ療法学院監修 リンパマッサージ師として第二の人生を切り開く人へ
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セルライトとは一体何なのでしょうか。答えは、脂肪の一種です。しかしながら、我々の知っている脂肪は、お腹周りの肉も含まれます。脂肪と言っても様々なものがあり、セルライトのように押すとボコボコとしたオレンジの皮のようになるものや、内臓の近くに付く見えない脂肪など色々な形状、性質を持っています。セルライトとは、皮膚の表層にできる脂肪の塊で、通常エネルギーとして蓄えられる脂肪とは違い、運動などでは取りづらい傾向にあります。体を動かさずにいると、体が浮腫み、老廃物などが溜まりますが、この老廃物と脂肪が固まったのがセルライトなのです。セルライトは血流・リンパの流れを遮ることになるので、血流やリンパに含まれる栄養素を取り込みずらくなったり、老廃物の排出がうまくできなくなったりと放置するとどんどんと溜まっていってしまいます。
セルライトができる原因は、生活習慣が原因と言われています。運動不足や椅子に長時間座って仕事をするなど、体勢を変えずにいることで血流やリンパが流れにくくなることも原因となります。また、体が冷えた状態を長く続けることでも同じようなことが起こります。つまり、痩せている人でもセルライトができる可能性はあるのです。また、少し太っている人でも、日々運動をしている人であればセルライトがほとんどないという人もいます。日々の生活のツケが回ってきた結果と言っても過言ではないでしょう。
セルライトは適度な運動を心がけただけではなかなか落ちないのが特徴です。そこで、セルライトに直接働きかけるマッサージを並行して行うのが効果的です。セルライトは頑固な脂肪ではあるものの、対象方法がないわけではないのです。日々の運動で基礎代謝を上げ、血流を良くすることに加え、セルライトを刺激することで老廃物や脂肪を血液中に流れやすくし、体外に排出させることができます。マッサージの中でも、全身のマッサージとセルライトに直接働きかけるマッサージの両方を行いましょう。
まずは全身のマッサージですが、基本的に血液やリンパの流れにそって皮膚を擦るのが良いでしょう。できるだけ体を温め、血流が良い状態で行うのが効果的です。体の末端から心臓に向けてマッサージすることで効率もアップします。次に、セルライトに直接働きかけるマッサージです。こちらも体の末端から心臓に向けた順序で行います。セルライトが気になる部分を、握った指の第一関節・第二関節あたりを使って小さな円を描きながら擦っていきます。必要に応じてオイルを使うのも良いでしょう。滑りが良くなり、効果的にマッサージができます。このマッサージはセルライトがない場所とも一緒につなげて行うのが良いでしょう。老廃物を押し出していくイメージです。
セルライトを潰すような形のマッサージはあまり効果がありません。あくまで脂肪と老廃物なので、血流やリンパの流れにそって体外に排出することに意味があります。潰すことでセルライトは見やすくなりますが、強くし過ぎると内出血の原因ともなります。あくまで、押し出すように血液やリンパの流れにそってほぐしていくのが良いでしょう。
セルライトに対するマッサージを見てきましたが、セルライトは普段動かさない場所にできてしまうものなので、自分の手に届かない場所にできがちです。そのため、自分一人でマッサージが難しい場合は、リンパマッサージのお店などに行くのが良いでしょう。プロの手技を体験することにも意味があります。
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