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リンパにもアプローチできる?カッピングについて

リンパにもアプローチできる?カッピングについて

「カッピングという名前は聞いたことがあるけど、実際のところはよく知らない…」と感じる方もいるかもしれません。カッピングとは吸玉(すいだま)と呼ばれるカップを使用した伝統療法です。

エステサロンでも採用されるメニューで、女性やスポーツ選手からも評価を得ています。今回は、リンパの流れにアプローチできるマッサージなどを探している方におすすめのカッピングをご紹介します。

そもそもカッピングとは?

カッピングとは「吸玉」と呼ばれるガラス製のカップを用いた施術方法です。今や鍼灸院をはじめ、エステでも採用されるようになりました。筋肉が厚いアスリートにも適した治療法の一つです。

真空状態にした吸玉を、背中や腹部に吸着させることで、停滞していたリンパや血液にアプローチ。重だるさを感じる・健康維持をしたいという方にぴったりの施術です。

カッピングのやり方

カッピングをするには、吸玉の中の空気を抜くことが必須です。その昔は、竹や動物の角を用いていましたが、今はガラスやプラスチック製カップも採用されるようになりました。施術では、電動式や手動式のポンプを用いて吸玉の気圧を下げます。

吸玉を真空状態にした後は、背中やお腹などアプローチしたい部位にぴったり密着させます。真空状態になった吸玉が皮膚や筋肉を引っ張る仕組みです。引っ張ることで筋肉がほぐされ、老廃物や二酸化炭素などを含む体液を吸い上げることにより、血液やリンパの流れにアプローチします。

カッピングの効果

カッピングはリンパや血行の流れにアプローチでき、健康維持の助けとなります。血行が滞っているところほど、赤みが強く出るのが特徴です。期待できる効果として「むくみ」「こりがほぐれる」「太りにくい体質」などが挙げられます。むくみの原因のひとつに水分がありますが、水分もカッピングで吸引できると言われています。

血流がスムーズだと体が温まるだけでなく、肩こりや腰痛の緩和にも期待できるのも嬉しいポイント。他にも慢性疲労やリラックス効果など、さまざまな症状改善の助けになる治療法です。

カッピングの注意点

カッピングを行うと、施術後に色素反応が現れます。カッピングされた部位は、焼いたおもちのようにふくらみ、その後、溢血斑(いっけつはん)という跡が付きます。跡の色によって体の状態が把握できるのが大きな特徴です。

吸玉で吸引した箇所が濃い紫色になった場合、血行不良やコリがある箇所だと判断でき、健康チェックとして役立ちます。逆に、色の反応がないと脂肪が多い、血流が悪いとされています。この跡は一時的なうっ血状態をつくるために現れるもので、特に問題はありません。約1~2週間ほどで跡が分からなくなります。カッピングを何度か行うことで、濃い色の箇所が次第に薄い色へと変わり、痕が残る日数も短くなると言われています。

ただし、体質によっては跡が長く残る方もいる旨を念頭に置きましょう。肌が敏感な方が施術を受けると、皮膚の色が大きく変わり、体の状態を正しく確認できないケースがあります。

また、吸引で皮膚を引っ張った際、若干の痛みを感じることも。肌が乾燥気味だと、吸い玉を外すときに少し引きつった感覚になり、かゆみが生じるかもしれません。

疲労感や眠気が強く出る場合もあります。自動車で来院する際は注意しましょう。施術前後のアルコールの摂取は厳禁です。酔いがまわりやすくなり、悪酔いの状態になる場合があります。心臓や血管に問題を抱えている方や、妊娠中、貧血、食後すぐに施術を受けるのは控えましょう。背中や足など、カッピングを希望する箇所に傷や腫れがあると、症状が悪化するリスクもあるため、その場合は避けるのが賢明です。

通う頻度も重要なポイントです。何度もカッピングを受けると体に影響を及ぼす可能性があります。跡が消える時期を見ながら、2~3週間に1回程度を目安に受けてください。

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