リンパ療法学院監修 リンパマッサージ師として第二の人生を切り開く人へ
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子供のリンパ系の期間は小学校に上がるくらい(6~7歳ごろ)には成人と同じくらいの成熟を遂げると言われています。12歳ごろをピークに徐々に落ち着いてきます。これほど早い段階でリンパ系が成熟してくるのですから、子供に対してリンパマッサージを施すのは早ければ早いほどいいと言えるでしょう。
本当に子供に対してマッサージを行っても良いの?と心配な方もいるかもしれません。もちろん、子供の定義にも依りますが、小学生から高校生までを子供と定義すると、運動や部活を始める中学校・高校に通う子供には大人と同じようなマッサージを行っても問題ありません。発育の状況にも依りますが、身体が大人に近づいてきており、高校生であれば筋肉のつき方もほとんど成人と変わりません。運動部に所属している場合は、成人と同じように筋肉痛にもなり、プロを目指す高校生アスリートは運動後にマッサージを行うのが普通です。それでは小学生はどうでしょうか。結論から言うと、小学生にマッサージを行っても問題ありません。但し、大人と同じような力加減で行うと、ケガに繋がる可能性もあるので、優しく行う必要があります。ここでは子供に行うマッサージのメリットや注意点について説明しています。
子供にマッサージを行うメリット・効果は何でしょうか。まずは筋肉痛やケガを原因とした筋肉の緊張をほぐすことが1つのメリットとして挙げられます。これは大人の場合も同じですね。子供は体の筋も柔らかく、血流も滞ることはないので同じ姿勢で長時間いても、比較的筋肉痛にはなりにくいですが、それでも激しい運動などでは筋肉痛が起きます。そういった場合は適切なマッサージやストレッチが効果を発揮します。そして、小学生をはじめとする子供に対しては、マッサージによって体の緊張をほぐし、精神的にリラックスするという効果が大きいです。日本人は外国人に比べてスキンシップが少ないですが、マッサージは子供と触れ合う良い機会でもあります。とくにリンパマッサージはさするように、リンパを流していく施術ですからコミュニケーションを図るためにおすすめのマッサージだと言えます。手で優しく触れるようにリンパマッサージをすることで、体と心の緊張を取り、子供の勉強や遊び、家でのお手伝いなどへのパフォーマンスが上がり、持っている以上の力を発揮することができるでしょう。
子供に対するマッサージの注意点はまずは力をかけ過ぎないこと。子供は成長途中で骨や筋肉も出来上がっていません。大人と同じような力の配分でマッサージを行うと、ケガに繋がることもあります。痛みを感じていないからと言って、力をかけ過ぎないようにしましょう。
姿勢の歪みを治すためには腰、筋肉痛を治すために足をマッサージするのが一般的です。腰については、背骨を避けて、腰骨や骨盤あたりを手の平で上から押すようにしてマッサージを行います。子供であっても猫背になってしまっている可能性もあり、近年はスマートフォンの使い過ぎで姿勢が崩れている子供もいます。左右前後のズレがないようにまんべんなく押して行きましょう。力がかかりすぎないように注意をして下さい。足については、足の脛の部分の筋肉をつまむようにしてマッサージします。足の先から上に向かってスライドさせると効果的です。ふくらはぎについても後ろから押すようにしてマッサージを行います。足の裏についてもマッサージが可能です。スポーツなどで足を踏ん張る子供は意外と足の裏に余計な緊張が加わっており、立った時に全身の緊張に繋がっています。足の裏も力をかけ過ぎないようにマッサージしましょう。
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