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鎖骨周りのリンパマッサージ

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鎖骨はリンパマッサージのキーポイント

リンパマッサージは全身のリンパの流れを良くし、リンパの流れを整えることが目的です。リンパマッサージの効能として一番わかりやすいのは浮腫みが解消されることです。やはり見た目に直接影響が出る上、即効性が期待できるため、多くの人がリンパマッサージを浮腫み取りのために行います。とくに、浮腫みが起きやすい体の末端、つまり足や手先についてマッサージを行うことが多いです。手は普段から上下に動かすのでリンパも血液も滞りにくいですが、足は重力もあり、立ちっぱなし、あるいは座りっぱなしの仕事をしている場合は足は特に浮腫みが起きやすいです。リンパにも流れがあるので、足だけをマッサージするだけでは効果が半減してしまいます。リンパ管にはリンパ節と呼ばれる大きなリンパの中継地点があるのですが、実は首・鎖骨周りに多くのリンパ節が集まっておりここをマッサージすることで全身のリンパの流れを良くする効果があります。浮腫みが起きている患部だけではなく、全身のリンパの流れを改善することで、本当の効果が得られます。

リンパの仕組

リンパマッサージをするにあたってリンパの仕組を理解しておきましょう。リンパとは全身を流れる粘性のある液体で、体外から侵入したウイルスに対して攻撃する役目を担った細胞が含まれており、リンパの流れを整えることで免疫力が上がります。リンパは粘性がある上、血液のように心臓がポンプの役割を果たすわけではないため、流れが滞りがちになります。本来は筋肉の収縮や日々の動きがリンパを流す役割を担っているのですが、同じ姿勢でずっといるとリンパの流れが非常にゆっくりとなります。これを改善するためにマッサージを行うのが効果的なのです。

鎖骨のリンパマッサージで得られる効果

鎖骨周りにはリンパ節と呼ばれるリンパ液が集まるポイントがいくつもあると言いましたが、そこをマッサージすることでどんな良いことがあるのでしょうか。まずは、リンパを刺激することになるので、全身のリンパの流れが活発になります。1ケ所だけをマッサージしても意味がないので、足をマッサージするのであれば、足の付け根やお腹周り、そして鎖骨周辺も一緒にマッサージして下さい。浮腫みを取るだけでなく、代謝をアップさせ、痩せやすい身体を作るという効果もあります。

具体的な鎖骨リンパマッサージの仕方

鎖骨のリンパマッサージはそこまで難しくはありません。まずは、鎖骨を上から力をかけて押さえます。満遍なく力をかけ、離すという動作を10~20回程度繰り返します。さらに、鎖骨の上を肩の方向、お腹の方向へ向けてマッサージします。心臓の方へ向けてマッサージするのがポイントです。マッサージを行う前に、肩周りの筋肉をほぐしておくことで、リンパの流れの改善に役立ちます。顔のマッサージを行いたい場合は、首から下の方へ流すことで浮腫みが取れます。リンパの流れを意識することが大事です。

リンパマッサージを行う時の注意

リンパマッサージを行う時は、体の末端から心臓に向けて行うようにしましょう。逆向きにマッサージを行うと逆効果になる可能性もあります。そして、力をかけ過ぎないが大事です。リンパはゆっくりと流れるので、マッサージもゆっくりと行うのが効果的です。体を温めておくと相乗効果が期待できます。また、体調が優れない時は控えましょう。

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