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腸リンパ流しについて

腸リンパについて

腸リンパが停滞すると老廃物がたまり、むくみが生じやすくなります。見た目はもちろん、体の不調につながるため注意しなければなりません。

健康的な体を維持するためには、腸リンパの停滞対策の一つである「腸リンパ流し」がおすすめです。腸リンパの基礎知識を踏まえたうえで、効果的な腸リンパ対策を行いましょう。

腸リンパとは?

腸リンパとは、腸にあるリンパのことです。リンパは栄養を送る働きのほかに、老廃物を流す役割を果たします。小腸の内側には、栄養を吸収しやすくする「絨毛」というひだがたくさんあり、それぞれに毛細血管とリンパ管が存在します。ブドウ糖やアミノ酸は絨毛の毛細血管で吸収され、リンパ管は脂肪をとり込むのが大きな特徴です。

リンパ管がとり込んだ脂肪は全身に運ばれ、大切なエネルギー源として使われます。ただし、リンパの流れが停滞すると老廃物がたまる・むくみが生じやすくなります。

腸リンパの滞りが内臓脂肪の原因になる

腸リンパの機能が停滞すると、脂肪を含んだ液がたまります。その状態が続くとリンパ管はふくれ、リンパ管の細胞同士に隙間が発生。すると、リンパ液と一緒に脂肪が外へ流れます。この状態がむくみです。外に出た脂肪は脂肪細胞に取り込まれ、結果、肥大化し内臓脂肪ができあがります。

リンパ管は肌にも存在するため、肌のリンパ管の機能が停滞すれば皮下脂肪がつき、皮膚のたるみにつながります。

腸リンパを流して健康な体をキープしよう

腸リンパで停滞を起こさないためには、スムーズな流れを保つことが大切です。まずは仰向けになって、足のつけ根のほうを両こぶしで軽くたたきます。小指側が下にくるように、10~20秒たたくのがポイントです。次に、骨盤の出っ張り部分に指をかけて10秒ほどやや強く押してください。この姿勢を保ったまま、人差し指・中指・薬指の腹を使って、お腹を時計回りに押しましょう。

それが終わったら、ひざを胸に引き寄せて、足首をつかんだ状態で左右に10秒ほど揺らします。このとき肩の力は抜いてください。この流れを3回×3セット行いましょう。

お腹のむくみにアプローチする方法もおすすめです。立った状態で、親指以外の指を腰骨にあて、親指は後ろ側に添えてください。骨の奥に圧がかかるよう、両手で腰骨の上をつかむのがポイントです。この姿勢でそのまま椅子に座った後、左右交互にひざを高くあげましょう。深呼吸しながら息を止めずに行います。左右1回と数えたうえで20回続けてください。

それを終えた後、体勢は崩さずに腰骨の上をつかんだ状態で、お尻を左右交互に上げ下げします。このとき、肩の位置はそのままで、骨盤だけを肋骨に近づけるように上げるのがポイントです。こちらも先ほどと同様20回行いましょう。

腸リンパ流しの効果

腸リンパ流しで期待できるのは、スムーズなリンパの流れです。老廃物が滞っていた腸に刺激が加わり、動きが活発になるため、便秘気味の方にも適しています。リラックス効果も期待できるので、寝る前に行えばスムーズな睡眠につながるでしょう。

腸リンパ流しをする際の注意点

腸リンパ流しで注意したいのは過剰な刺激です。長時間でなくてもかまいません。長い時間押し続けるとあざや痛みが生じる可能性があります。また、指先で押すと強い圧がかかるため、指のお腹を使ってやさしくさするようにしてください。指がすべりやすいよう、クリームやオイルを塗って行いましょう。

スムーズなリンパの流れを目指すなら水分補給も大事

健康的なリンパの流れを保つには、体の中に水分を循環させる必要があります。こまめな水分補給を意識してください。飲み物は、常温以上の水を飲みましょう。冷たい水は内臓機能を低下させます。水道水はカルキや塩素といった不純物が含まれているため、不純物が取り除かれた常温のピュアウォーターがおすすめです。

同じ飲み物でも、ジュースやビールは避けましょう。糖分やアルコールの分解により、体に負担がかかります。また、一度に大量に飲まず、こまめに水分を補給することが大切です。適度な水分補給により、余分な水分が老廃物と共に尿として排出されます。

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