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リンパマッサージの資格

リンパマッサージ・リンパドレナージュの資格の種類

リンパマッサージ・リンパドレナージュは、ともに身体を流れている「リンパ液」が流れる場所をさするようにマッサージすることで流れをスムーズにしていく施術です。施術をする資格は、その認定機関によってさまざまなものがありますので、代表的なものを紹介していきましょう。

新リンパ療法

リンパマッサージと骨格矯正を組み合わせた療法です。リンパの流れをスムーズにするためには、骨格がゆがんでいるとリンパ液が流れにくくなり、老廃物が体にたまりやすくなってしまいます。新リンパ療法では背骨と骨盤を重視しており、これらのゆがみを整えたうえでリンパマッサージを施すのです。そうすることによって、体にたまった老廃物を促しやすくなります。新リンパ療法は初心者はもちろん、プロのセラピストが技術力向上のために取得することが可能です。3つのコースが用意されており、目的に応じて選ぶことができます。

リンパケアセラピスト

一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定している資格です。リンパの流れをスムーズにするためのリンパマッサージのプロフェッショナルともいわれています。身体全体に関わる施術ですから、基礎知識はもちろん、アロマオイルに関しての知識やマッサージの技術など、学ぶことは多くあります。多方面で需要があるとされ、医療系や美容系問わず、この資格の方が仕事をしています。資格取得には通信講座の受講を修了し、一般財団法人の「日本能力開発推進協会」主催の認定試験に合格する必要があります。試験は在宅でもできます。ご自身での学習が可能な方にとって取得しやすい資格といえます。

リンパリファインセラピスト

むくみ解消や小顔効果、骨盤矯正が望めるリンパマッサージの技術を習得すると与えられる資格です。リンパリファインセラピストについて学べるスクールの講座を受講することで、無試験で国際セラピスト支援振興協会から認定してもらえます。リンパマッサージの施術はもちろんのこと、東洋医学を取り入れているため、ツボマッサージやデットックス、骨格の矯正についても学べます。

オリエンタルリンパドレナージュセラピスト

インターナショナル美容鍼灸協会が認定する美容用リンパドレナージュの資格です。「フルボディケア」「小顔リフトアップケア」「美脚ヒップアップケア」という3種類の認定資格があります。西洋のリンパドレナージュと伝統的な中医学のツボ押しを融合させた施術を学ぶことができます。ヒューマンアカデミーの通信講座「オリエンタルリンパドレナージュ」を修了した方に資格が与えられます。

リンパドレナージ

この資格は、JEA(ジャパン・エコール・デ・アロマテラピー)が認定するものです。リンパドレナージュを開発、実践したボッダー博士のメソッド「MLD(Manual Lymph Drainage」理論に基づいて、オイルやパウダーなどを使用しない施術を学んでいきます。受講資格があり、(A)解剖生理学と(B)ボディマッサージを学んだ人が対象となっています。修了者には、オーストリアのdr.ボッダー・アカデミーから、修了書が発行されることになります。

リンパ浮腫セラピスト

リンパ浮腫セラピストは「特定非営利活動法人 日本リンパドレナージスト協会」が認定する資格です。「MLD/CDT Basic training」など3つの講習会が、公益財団法人がん研有明病院で開催されています。最終日におこなわれる試験に合格すれば、認定証が授与されます。

リンパ浮腫セラピストの受験資格者

リンパ浮腫セラピストの受験資格は「医師」「正看護師」「理学療法士」「作業療法士」「あん摩マッサージ指圧師」です。「あん摩マッサージ指圧師」に関しては、実技のみ対象とされています。

認定登録

座学の場合は45時間の講座を受講し、筆記の修了試験合格が必要です。合格すれば合格証明書の発行と認定リンパ浮腫セラピスト認定証が発行されます。実技実習では講座を105時間受講し、筆記と実技試験の修了試験を受けなければなりません。合格すると、実技修了認定証とリンパ浮腫セラピスト認定証が発行されます。

ちなみに、講座の受講はフランシラナチュラルセラピストスクールやがん研有明病院の養成講習会、日本DLM技術者会が開講する「DVTMコース」などで開催されています。

※特定非営利活動法人 日本リンパドレナージスト協会は2019年9月18日に閉鎖されています

どんなことを学ぶ?

リンパ浮腫セラピストのカリキュラムは、厚生労働省の後援リンパ浮腫研修運営委員会が定めた「専門的なリンパ浮腫研究に関する教育要項」に沿っています。国際リンパ学会で認められたリンパマッサージの治療やスキンケア、日常生活の指導に関する知識や技能が習得可能です。

医療リンパドレナージセラピスト

日本医療リンパドレナージ協会が主催する資格講座です。講座には3段階があり、まずは初級講座から始まり、中級講座、上級講座と学んでいきます。修了試験後は「医療リンパドレナージ上級セラピスト」として資格が与えられます。また、講座を修了した方を対象に「ブラッシュアップ講習会」「スキルアップ講習会」も開催されていて、技術の向上も目指すことができます。

医療リンパドレナージセラピストの受験資格者

厚生労働省の医療国家資格を取得した方が受験を受けられます。「医師」「正看護師」「理学療法士」「作業療法士」「あん摩マッサージ指圧師」が対象で、これらの資格を取得中の学生も受講可能です。

認定登録

医療リンパドレナージセラピストの初級講習会・中級講習会ともに10日間受けるのが必須です。修了試験を受験して合格すれば資格を得られます。医療リンパドレナージセラピストを修了すると、医療リンパドレナージ上級セラピストへの道もひらけます。

どんなことを学ぶ?

初級講習会は、リンパ浮腫をはじめ、基礎解剖学や病態生理、複合的理学療法を学びます。実技では頭部・顔面・腹部といったあらゆる箇所の手技や、運動療法、スキンケアや症例トレーニングのスキルが習得可能です。

中級講習会の内容は、臨床、圧迫療法や治療用具の使い方、ガン疾患の医師講義です。実技では、リンパ浮腫の治療や静脈性浮腫などの「MLD」やバンテージ(Bdg.)療法、弾性着衣や臨床見学といった技術を磨けます。

養成講習会を修了後、より技術を伸ばしたい方に対して、継続研修制度を設けているのも特徴の一つです。

難易度はそれほど高くなく、合格率は90%以上です。ただし、厚生労働省医療国家資格の取得が必須のため、この受験資格を得るまでの道のりが険しいとされています。

リンパの資格と併せて取りたい資格

リンパマッサージ・リンパドレナージュは施術には、さまざまな内容があります。その施術に有利になると思われる、併せてとっておきたい資格をご紹介しましょう。

アロマテラピー検定

アロマテラピーは、エッセンシャルオイルの香りによって、リラグゼーション効果を生み出すものです。オイルの種類は非常に多く、心身に及ぼす影響もそれぞれ違うと考えられています。その専門家になるための講座がアロマテラピー検定です。日本アロマ環境協会が主催し認定していて、アロマテラピー検定2級と1級があります。基本的にはアロマテラピーのメカニズムをはじめ、アロマオイルの基礎知識や利用方法、アロマテラピーに関する法律まで、さまざまな知識を学んでいきます。アロマテラピー検定2級では、自分でアロマを楽しむ知識を中心として、基礎的なことを学びます。まず、10種類の香りを覚えることが必要です。1級では、自分だけではなく、家族や友人、周囲の人々にも楽しんでもらうことを目的に学んでいきます。アロマと心身の健康についての関連性も学んでいきます。1級では18種類の香りを覚える必要があります。

ダイエット検定

ダイエット検定は、日本ダイエット健康協会が主催する認定資格です。「ダイエット」という言葉の本来の意味は、減量や痩せるということではありません。健康の維持のため、体重管理や食事方法を考えていくものなのです。ダイエット検定では本来の意味において「健康と美に関する正しい知恵と知識を発信する」ことを目的としています。資格には、2級、1級、ダイエットインストラクターという段階があります。2級では、基礎知識を身につけること、1級では応用知識を身につけて、職業レベルで活用することを目的としています。ダイエットインストラクターでは、検定のための講師やセミナーの開催も可能です。

リンパマッサージとリンパドレナージュに違いはあるの?

リンパドレナージュとは、1930年代にデンマーク人の理学療法士エミール・ボッダー博士によって考え出されたマッサージ方法です。リンパとは、身体の老廃物を回収する役割を持つ器官であり、ドレナージュは英語で「排水」などの意味を持ちます。つまり、身体の老廃物を体外に排出するといった意味のマッサージということになります。では、リンパマッサージとの違いですが、これはほぼ同じ意味として使用されています。日本では「ドレナージュ」という単語には馴染みがなかったこともあり、あえて、わかりやすいように「マッサージ」と表記したようです。しかし、この両者の違いには諸説あり、正確なところはわかっていないようです。

資格取得を目指すなら通信講座とスクールに通うのどちらがいいですか?

リンパマッサージやリンパドレナージュでは、通信講座で資格を取れるものも多くあります。しかし、スクールに通うことによって、実際の施術を人の肌で実感できるという体験はできませんから、就職を目指すならやはりスクールのほうが有利かもしれません。ただ、エステなどで働きながら資格を目指す方、セルフケアが目的であれば、通信講座を利用するのも1つの方法です。目的に応じて資格の取得方法を考えるといいでしょう。

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